新島製塩所しおさい | 塩づくり見学


海から生まれる塩、
その瞬間に立ち会う体験。

新島製塩所“しおさい”でしかできない
3つの体験

  1. 塩づくりを 間近で見る

    01

    海水に火を入れ、薪でじっくり煮詰める。
    その熱と湯気の中、塩が生まれる時間をすぐそばで感じられます。
    塩の個性がどう生まれるのか、深く知ることができます。

    塩工房見学をしている画像、塩を釜から引き上げている
                  画像
  2. 作り手の 話を聞く

    02

    なぜ塩を作っているのか?どうしてこんな味になるのか?
    作り手本人が、自分で話す塩のこと。
    一つひとつの工程に込められた考えを聞けば、
    「塩ってこんなに深いんだ」と驚くはずです。

    塩釜で作業をしている画像、釜戸に薪を入れている画像
  3. 塩をお土産で 持ち帰る

    03

    体験の最後には、新島製塩所「しおさい」で作られた
    塩をプレゼント。
    新島の風土と火の力がつくり出した、力強い味わいです。
    旅から帰っても、この塩で思い出がよみがえります。

    塩のパッケージ画像

塩をつくる人

Saiki Yusuke斉木佑介

火を焚き、塩が生まれるまでの時間と向き合う。
この場所では、そんな仕事が毎日くり返されています。

生産者画像

20歳の頃からお世話になっていた先輩に
「新島で一緒に居酒屋をやらないか」と
誘われたのをきっかけに、
新島へ移住した。

居酒屋サンシャインの風景画像

その後、コロナ禍で将来への不安が募る中、
何か新しいことを学びたくて出会ったのが
「塩」だった。

独学で試みたものの、思うようにいかず、
修行先を探して山口県の製塩所へ。
薪火の扱い方、海水の煮詰め方、
結晶を見極める感覚を学んだ。

修行先で薪を焚べる画像

土地を開き、釜を運び、工房を建てる。
その過程では、クラウドファンディングで
多くの人たちに
支えてもらった。
地元の仲間と一緒に、一歩ずつ積み上げた場所だ。

新島製塩所しおさい外観画像
新島製塩所しおさい建設風景画像

目指しているのは、
ただやさしいだけの塩ではない。
海の力、火の力、そのままの
"深さ"や"パンチ力"を持った塩。
新島の風と海に育てられたこの塩を、
誰かの日々に届けたいと
思っている。

塩を手のひらに乗せる画像

島で広げている、いくつもの挑戦

塩づくりだけでなく、
島の自然や暮らしに寄り添う、
様々な試みをしています。

塩がこの島に帰ってきた

一度は途絶えた塩づくりの火が、
ふたたびこの島で燃えはじめています。

かつて稲作が難しかった新島では、年貢として米ではなく塩を納めており、
塩は暮らしに根づいた存在でした。

しかし、重労働や薪の不足といった理由から、
塩づくりは次第に途絶えていきました。

新島の海岸線画像

「誰か塩づくりをやればいいのに」——
そんな声が地元でありながらも、
長い間実現されることはありませんでした。

いま、「新島製塩所しおさい」が生まれ、
地元の人の応援を受けながら、島に塩の営みが戻ってきています。

見学カレンダー

見学では、塩が生まれる工程を目の前で体感できます。
体験の最後には、工房でつくられた塩のお土産をプレゼント。

見学は事前予約制です。
不定休のため、予約可能日は以下のカレンダーをご確認ください。

開始時間 カレンダーをご確認ください。
所要時間 約60分
参加人数 最大6名まで 
※おひとりでの参加も歓迎です。
参加料金 2,000円(塩のお土産付)
お支払い方法 現地にて現金でお支払いください。
集合場所 現地
見学予約開始日 毎月1日より、翌月分の予約を受付開始します。
(例:6月1日から7月分が予約可能)
見学受付締切日 見学日の1日前

旅を終えても、
塩の物語はつづく。

新島製塩所「しおさい」でつくられた塩は、
オンラインショップからご購入いただけます。

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